魚粕ペレット

こんにちは

今回は、わが社の肥料製品の「魚粕ペレット」をご紹介します。

魚粕肥料は以前にもブログで紹介していますが、その魚粕を
ペレット状に加工した製品をご紹介致します。

わが社では、通常の魚粕肥料は「荒粕」と呼ばれるゴツゴツした
粗い状態の魚粕を粉砕して「魚かす粉末」として製造しています。
通常世の中に出回っている魚粕肥料といわれるのはこの状態です。
ただ、この状態ですと、お客様から肥料散布の際に使いにくいと
いった声が少しではありますが、ありました。

そこで、わが社のペレットマシンを用いてペレット化してみることに
なりました。有機(特に魚)はペレットが難しいとされていましたが、
工夫を重ねてペレット化に成功しました。

これで肥料散布の効率があがる効果が期待できます。直径も大き過ぎ
ないため、土壌で野分解速度にもなんら問題はありません。通常の魚粕と
同様に使っていただけます。また、伊豆川飼料のペレットは造粒剤などを
一切使用せず、水分の調整のみでペレット化しているので、化学的な物質は
入っていません。ご安心してお使い下さい。

ペレット加工の分、価格は少し高くなってしまいますが、通常の魚粕では
作業効率に不都合を感じていた方にはおススメです。
魚粕ペレット

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新東名に乗ってきました

こんにちは

平成24年4月14日に新東名高速道路の静岡県内の三ケ日―御殿場
区間が開通しました。

NEXCO中日本のホームページ

昨日、新東名を通る機会がありましたので、早速乗ってきました。

静岡県内の有名なお茶の産地でもある「島田金谷」インターから
乗りました。インターの場所はナビにも載っておらず、場所も
調べていなかったので、道路表示を頼りに辿りつきました。

そのおかげで島田市内の茶畑を見ることができました。きれいな
新茶の色が出てきています。1番茶摘みも間もなくではないでしょうか。

高速道路に乗った印象は、やはり道幅が広いです。今までの静岡県内の
東名高速道路は2車線がほとんどだったので、3車線はとても広く感じます。
何かのの錯覚でしょうか、スピードを出してもあまりスピードが出ている
ように感じません。(気がつくと結構スピードが出ていたりします。)

そんな感じで走っていると雨が降ってきてしまいました。雨でも
走りにくさはあまり感じませんでした。

その後は静岡サービスエリアに寄り、清水いはらインターで降りました。
清水パーキングエリアが結構にぎわっていたようなので、次回は
寄ってみたいと思います。

私一人で運転していたので、写真はサービスエリアの写真のみです。。。
静岡SA

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追肥用の魚粕とは?

こんにちは

最近、ある大学の先生とお話をする機会がありまして、
1つのテーマに感じているのが、「追肥用の魚粕」です。

魚粕

わが社製品である魚粕を肥効試験してもらった際に、
魚粕肥料が有機質ながら、化成肥料に近い形で即効性を
確認できたとの結果が出ました。なかなか有用なデータ
です。

それとは別に、りん酸過多の土壌が多いという問題があり
ます。実際のデータとしてもあるようですが、理屈としては

「植物体のN-P-Kの比は10:1:10くらいなので、りん酸は吸収されにくい。」
        
       ↓

「そこにN-P-Kが15-15-15のような高度化成を施肥する。」

       ↓

「吸収されなかったりん酸が土壌に蓄積する。」

       ↓

「次も高度化成を与える。」

       ↓

「更にりん酸が蓄積される。」

ということだそうです。その時の土壌の状態に応じた肥料を
与えるのが本来の形なのでしょうが、(様々な事情があるとは
思いますが…)同じものを与えるといった場合が多いのでは
ないでしょうか?

そのような土壌に、今求められているのが、「窒素が高く、
りん酸の低い肥料」なのではないでしょうか?

現在わが社の魚粕肥料は、元肥や土作りなどに使用されることが
多いのですが、肥効が早く、窒素比率の高い魚粕肥料があれば、
りん酸過多の土壌に窒素分を補給する追肥として使えるのでは
ないかと感じました!

そこで、伊豆川飼料では、豊富な魚の仕入れルートを活かして
追肥用に使える魚粕の新製品を研究中です。果たして窒素の
高いものを作るには魚種なのか部位なのか、製造方法なのか
試行錯誤しながら追い求めて行きたいと思います。

研究の成果をこのブログで紹介できる日がくればと思います。
ご期待下さい。

マグロ魚粕

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