八十八夜とCHA88(静岡八十八夜新茶ブランド推進)

こんにちは

本日は八十八夜です。歌などでもよく耳にする
「八十八夜」は雑節のひとつで、立春を起算日
として88日目(立春の87日後の日)です。

八十八夜は春から夏に移る節目の日で、縁起の
いい日とされてきました。また、八十八夜の別れ霜
というように、この頃から霜もなく安定した気候
となり、茶摘み、苗代のもみまき、蚕のはきたてなど
一般に農作業の目安とされています。

八十八夜というとお茶のイメージが強いですが、
農作物全般にとっていい日なんですね。

この八十八夜に摘まれたお茶は特にいいお茶として、
また、縁起ものとして扱われています。

今年は、お茶どころ静岡県ではお茶をPRするために
新たな試みをしています。例年ではお茶のPRといえば
茶娘の格好をした方々が街頭に出て試飲を行うなど
していましたが、今年は様子がだいぶ違うようです。

静岡県内の各ニュース等でも取り上げられていましたが、
静岡県経済産業部が「CHA88」という88人の
PR部隊を結成して県内外へ静岡茶のPRに出かける
という新企画です。名前こそ某アイドルグループの人気に
あやかっている形ですが、インターネット上のブログや
ツイッターなどを見ていると、メイド姿の茶娘が新茶の
試飲サービスをおこなうなど、話題性も十分で県内外各地で
積極的なPRを行っているようです。
ゴールデンウィーク中も各地で試飲サービスが行われる
そうです。

私も掛川道の駅で実際にPR隊の方に出会って新茶と
チラシを頂きましたが、なかなか力が入っています。

このチラシに出てくるキャラクターですが、静岡県内の
茶産地12か所にちなんだPRキャラクターだそうです。
現在緑茶を飲む習慣のない若い方々にPRするのには
いいやり方だと思います。実行するには勇気のいる決断
だったと思いますが、まずはお茶に興味をもってもらう
きっかけを作ることがなにより大事だと思います。
そして、定着させてお茶の消費量を増やしてもらうには
どうすればいいか、考えて頂きたいと思います。

我が社はお茶肥料の生産という形で、お茶に大いに関わって
います。我々も微力ながら色々な形で緑茶・静岡茶の魅力を
発信していきたいと思います。

下記ホームページにて静岡茶の紹介や、CHA88企画、
キャラクターの紹介などがされています。ぜひ一度ご覧
になってみてください。
2011年静岡八十八夜新茶ブランド推進

IzukawaShiryo について

伊豆川飼料株式会社のWebマーケティング兼広報など諸々担当。 静岡県静岡市(旧清水市)出身。理系大学院で数学を専攻し、修了後システムエンジニアとして5年間コンピューターと格闘。30歳を転機に地元静岡に戻り、現在は飼料・肥料・農作物を相手に奮闘中。2015年に日本茶インストラクターの資格を取得し、茶業活性化のための新規事業を画策中。
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八十八夜とCHA88(静岡八十八夜新茶ブランド推進) への2件のフィードバック

  1. ねこママ のコメント:

    CHA88の衣装やキャラや音楽を担当しているものです
    今回緑茶離れをしている若い層にアピールする、に焦点をしぼり、賛否両論避難も覚悟でこのプランに取り組みました
    ペットボトルなどで若い層にも緑茶は受け入れられているはずですし実際需要は伸びていると思います
    ただ「お茶っぱ」で「飲む習慣」がなくなっているのは確かです
    「緑茶」は従来の慣習のままでいいのか、という疑問を私は持っています
    この取り組みを通して、お茶を生産する方たちの思いも伝えたいと考えました
    さらにもっと広く受け入れられる「緑茶」のあり方も考えてみたいと思いました
    静岡の緑茶に限定されることなく「日本の緑茶」が「世界市場」の若い層に理解され生き続けることを願っています
    「日本の緑茶」というテーマで88人のキャラクターを今後も育てていくことを考えています
    その手法の一つとしてフランスなどに増殖している「クールジャパン」(オタクそう)に向けて発信してみたかったのです
    お茶に関連した商品ヒントもキャラブログの中で思いつくままに書いていきます
    ありがとうございました

    • IzukawaShiryo のコメント:

      ねこママさん
      コメントありがとうございます。いろいろご苦労があるかと
      思いますが、新しい形でのPRに大いに期待しています。
      我々も微力ながら応援させていただきます!
      立場こそ違いますが、一緒に緑茶の魅力を発信して
      いきましょう!

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