お茶肥料の枠組調査

こんにちは

本日は八十八夜です。お茶シーズン本番です!

先週、我が社の肥料の試験をしてもらっている茶畑の
枠組調査をしてきました。

枠組調査とは、複数の試験区において20cm四方の枠の中で
新芽がどの程度成長しているかを調査するものです。

この調査でいい結果がでれば、晴れて採用されると
いう段取りです。1年、2年がかりの試験になるので、
新しい肥料を採用してもらうということは、実施を
して頂ける農家さんや提供・調査する側も大変な作業
です。

まずは、茶畑の試験区に枠を当てて枠内の新芽を摘んで
いきます。

ちょうど品評会用のお茶を手摘みしているところでした。
各農家さん1軒あたり3kgの収穫がこの日割り当てられた
数量だそうです。

摘み終わった後は、袋に入れ重さを計測します。

そして何本新芽があったか、芽長や葉数を1本1本計測
していきます。たくさんの新芽を数えるのは大変ですが、
たくさん新芽が出てくれれば肥料の効果があったと実感
できるので頑張れます。(計測した数は数百本・・・)

最後に茶葉の成分を分析に出すために、電子レンジで
乾燥させて粉にします。

分析は茶業研修センターにお願いをして、この日の
調査は終了となります。

この試験区では既に肥料を使ってもらっているところ
ですが、継続的に使ってもらうためにこうやって試験を
しています。我が社の肥料をたくさん使ってもらうべく、
日々営業をしていますが、採用してもらうまでには険しい
道のりがあります。当然試験をして頂く農家さんにとっても
生活がかかっているので、試験をしてもらうことだけでも
大変なことだと思います。試験にご協力して下さった方々に
この場を借りましてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

IzukawaShiryo について

伊豆川飼料株式会社のWebマーケティング兼広報など諸々担当。 静岡県静岡市(旧清水市)出身。理系大学院で数学を専攻し、修了後システムエンジニアとして5年間コンピューターと格闘。30歳を転機に地元静岡に戻り、現在は飼料・肥料・農作物を相手に奮闘中。2015年に日本茶インストラクターの資格を取得し、茶業活性化のための新規事業を画策中。
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