伊豆川飼料の社会貢献活動

こんにちは

久しぶりのブログ更新です。
本日は伊豆川飼料の社会貢献活動についてご報告したいと思います。

伊豆川飼料株式会社は本日平成25年3月21日に地元の静岡市清水区三保
にある授産施設の「ハミング」さんに肥料の無償提供をさせて頂きました。

贈呈

「ハミング」さんは知的障がいや身体障がいを持った方々に作業をして
もらう授産施設です。そこで農作物を生産している入所者の方々が
いらっしゃるというお話を、地元農協の「JAしみず」さんから
たまたま聞いたのをきっかけに、今回是非ともわが社で肥料の提供を
させて頂こうと思いました。

肥料の贈呈の際、入所者の方々全員に畑に出て来てもらいましたが、
外での作業がとても嬉しいようで、みなさんの笑顔が印象的でした。
肥料も喜んでもらえたようで、みなさんで一生懸命運んでくれました。
20kgの肥料を二つ抱えて運んでくれる方もいました!

わが社がこういった形で地元社会や地元農業のために、行動をするのは
今回が初めてですが、今後も継続していきたいと思っております。

「ハミング」さんの施設です。
ハミング

ハミング農園です。隣接する畑もこれから借りて面積を増やしていくそうです。
ハミング農園

ブロッコリー畑。花が咲き始めてしまったので、総出で収穫中です。
ブロッコリー

提供した肥料は地元清水の特色を活かした「しみずの恵」です。
しみずの恵

授産所のみなさんと。上の方に少し富士山の頭が見えています。
集合写真

お返しに収穫したばかりのレタスをもらいました。
お返し

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清水のミカン

こんにちは

2012年も残すところあとわずかですね。
今日は、わが社のお客様の活動を紹介したいと思います。

伊豆川飼料の地元静岡市清水区は、サッカーやマグロなどで
有名な地域ですが、みかんやお茶の生産も盛んな地域なんです。

そんな清水のみかんをPRするために、わが社のお客様でもある
地元清水の農協さん(JAしみず)の部長さんを中心として、
なんとバンドを結成したそうです!部長さんは昔からバンド活動を
されているそうです。

バンド名は「CWOユニット」(Clear Water Orange 直訳すると清い水のミカン…)
で曲名は「清水のミカン」。まさに清水のミカンをPRするための
ネーミングです。

色々なイベントなどでPRソングを披露していて、12/19には
NHKの番組「お元気ですか日本列島」にも出演したそうです。

先日頂いたCDがこちらです。

YouTubeでも公開されているので、みなさまも是非「清水のミカン」を
聞いてみてください!きっと「清水のミカン」を食べたくなるはずです!

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2013年春肥の価格情勢

こんにちは

わが社、伊豆川飼料では既に来年の静岡のお茶向け春肥の
準備が始まっています。そんな中、今回は現在の肥料価格の
情勢をお伝えしたいと思います。
(お詳しい方はいらっしゃるとは思いますが・・・)

今、一番悩みの種となっているのが大豆粕、菜種粕を中心とした
植物質有機原料の価格高騰です。ニュースなどでも報じられている
通り、アメリカなどの干ばつを発端としてトウモロコシなどの
生産が大幅にダウンしているのが大きな要因です。

NHKのニュース(参考)

トウモロコシは飼料にするために育てているくらい、かなりの
量を飼料用に使用されています。そのトウモロコシが足りないと
なると、大豆粕や菜種粕などに需要が流れてきます。そうすると、
当然ながら需要の方が大きくなりますので、価格が上がってしまう
というのが相場の流れです。しかもその上がり幅が、昨年の同時期と
比べて1円/kgのレベルではなく、10円/kg以上の値上げというので
大きな問題となっています。

我々配合メーカーは価格が上がったからと言ってそのまま製品価格に
転嫁させることもできますが、今の日本の農業の事情から行くと
そういうわけにはいきません。かといって値上げされた原料をまったく
使わなくすることもできません。他の原料を使おうと思っても、
更に悪いことに、そのほかの植物系の原料もこの状況に合わせて値上げを
してきます。困りました・・・

わが社としては、この局面を打破すべく、身を切って主力製品である
魚粕の配合原料価格を下げることを決定しました。魚粕の原料も供給量が
多くはないので、値下げするのは非常に厳しいです。苦渋の決断です。

さらに既存の配合設計を見直して原料高の現状に対応していく方針です。
幸い今回は無機・化成肥料の情勢は割と弱含みですので、大幅な値上げは
なんとか食い止めることができそうです。

とにかく、まずは農家さんがいい作物を作って元気になってもらうことが
最優先です。肥料のレベルを下げたせいで、作物の品質・収量も下がって
しまうことが無いように我々メーカーは全力で応援します!

(※ご注意)有機原料相場は常に動いています。
記事執筆時とは情勢が大きく変わる可能性もあります。

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