静岡茶市場初取引

こんにちは

昨日、2011年の静岡茶市場の初取引が行われました。
いよいよ静岡新茶のシーズンの到来です。

4月25日の初取引は前年より6日遅く、県内産一番茶の
入荷量は約3200キロと、前年の約1300キロを大きく
上回ったそうです。しかし、以前に本ブログでもお伝えした
ように、今年は冷え込みや雨不足が影響し、県内は全体的に
新茶の生育が遅れ気味で、例年と比べると数量は少なく、
手摘み中心の取引となったようです。見込みでは今年の盛期は
5月2日~8日ごろだといいます。八十八夜あたりですね。
今年の新茶は、遅れてはいるものの、昨年に比べると生育
状況は順調で、今後いいお茶がたくさんとれると思います。

県内産の1キロ当たりの単価は1キロ平均7294円の値が
付きました。昨年は凍霜害の影響で1キロ1万762円でした。
なお、最高値は、静岡市清水区の方が生産した新茶が1キロ
8万8千円と、32年連続の最高値を付けました。

4月25日にはJA掛川市の掛川茶市場(同市)、JA
遠州夢咲茶業振興センター(菊川市)でも初取引を行った
そうです。

いよいよ新茶シーズンが始まりました。震災や輸出制限の
影響など不透明な要素はありますが、今年は特に、日本一の
茶どころ静岡ならではの明るいニュースをお届けできればと
思います。

IzukawaShiryo について

伊豆川飼料株式会社のWebマーケティング兼広報など諸々担当。 静岡県静岡市(旧清水市)出身。理系大学院で数学を専攻し、修了後システムエンジニアとして5年間コンピューターと格闘。30歳を転機に地元静岡に戻り、現在は飼料・肥料・農作物を相手に奮闘中。2015年に日本茶インストラクターの資格を取得し、茶業活性化のための新規事業を画策中。
カテゴリー: 静岡県 タグ: , , , パーマリンク