アンモニア国際価格の高騰

こんにちは

2011年10月27日付の日経新聞に「アンモニア4割高」の
見出しで記事が掲載されていました。

日経の記事はこちらから

記事によると、アンモニアの供給元の国々で工場のトラブルや
定期修理などで供給が減少する一方、中国やインドなどの
経済発展による需要(飼料用穀物のための肥料使用量)の増加が
原因で、国際的なアンモニア価格が4割高くなっているそうです。

アンモニアは、尿素や硫安(硫酸アンモニア)、その他の化成肥料など
の窒素肥料の原料となっており、農家さんや肥料販売、メーカーに
大きな影響が出ることが懸念されています。

日経の記事によると、このままだと3期連続で国内肥料価格上昇だそうです。

伊豆川飼料でも硫安や尿素は配合肥料の原料として多くのお客さまに
使って貰っていますので、非常に大きな問題です。窒素系の肥料だけで
なく、りん酸、カリ系の肥料もじわじわ上がっており、配合設計に頭を
悩ませています。

ただ、今のところ有機質肥料には大きな動きが見られないため、うまく
有機資材を組み合わせて、農家さん達に影響が少なくなるよう努力して
います。(有機資材も気象状況などの要因で動きやすいのですが・・・)

化成肥料中心の設計で価格の高騰にお困りの方は、有機肥料の利用も
是非ご検討下さい。伊豆川飼料では、そのお手伝いをさせて頂きます。

IzukawaShiryo について

伊豆川飼料株式会社のWebマーケティング兼広報など諸々担当。 静岡県静岡市(旧清水市)出身。理系大学院で数学を専攻し、修了後システムエンジニアとして5年間コンピューターと格闘。30歳を転機に地元静岡に戻り、現在は飼料・肥料・農作物を相手に奮闘中。2015年に日本茶インストラクターの資格を取得し、茶業活性化のための新規事業を画策中。
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