こんにちは
前回足柄茶のお客さまの初製品をご紹介しましたが、
ここ数カ月の茶の栽培指導の状況をお伝えします。
2011年3月の初回視察時には、幼木園は下の写真のような
状況でした。
根が土壌中の有機物のガスで焼けてしまっていて、
全体的に葉も枝も茶色く枯れてしまっているような
状況でした。
ここでわが社の肥料を売り込んでも、結局肥料が吸収
されることはなく、茶にとっても良くないと判断したため、
まずは土壌と根の回復を優先しました。
土壌中の有機質を分解するゴールドパワーという土壌
改良材を投入し、枯れた枝も1本1本丁寧に剪定して
いきました。その時の様子はこちらから。
その後も、お客さまのきめ細かい手入れもあり、
昨日わが社の技術顧問と営業が様子を見に行った際には
このような状態まで復活していました。
最初は私もどうなるか心配でしたが、適切な育成を
すれば、植物というものはとても正直に応えてくれる
ものだと強く感じました。植物の力は本当にすごいですね。
お客さまにも喜んでいただけました。
足柄茶を含め、関東や静岡のお茶は大変な状況に
ありますが、お客さまには、「足柄茶といえばこの茶畑」と
呼ばれるようないい畑を作っていって頂きたいと思います。
我々も微力ながら協力させて頂きたいと思います。
茶園指導や肥料など、お問い合わせなどはこちらのページ
からよろしくお願い致します。