2012年新茶シーズンのスタート

こんにちは

4月23日に静岡茶市場の初取引が行われました。
いよいよ今年も新茶シーズンが始まりました。

4月23日の初取引は前年より2日早く、放射能問題に
揺れた昨年からの挽回の意欲の表れと思われます。

県内産一番茶の入荷量は約895.4キロと、例年に比べ
30%程度少ないものの、平均単価は1キロ8679円で、
前年の取引を19%上回ったそうです。

今年は4月の冷え込みが影響し、県内は全体的に新茶の生育が
遅れ気味です。見込みでは今年の盛期はGWごろだといいます。
ちょうど八十八夜あたりですね。

なお、最高値は、静岡市清水区の方が生産した新茶が1キロ
8万8千円と、33年連続の最高値を付けました。恒例の
ニュースですね。

静岡茶市場に出荷されるお茶は全て放射能の検査をしており、
全て検出限界未満という安心できる結果が出ているそうです。

お茶の生産者、そしてそれに携わる全ての関係者一同、今年は
何とかして盛り上げようと努力しています。11月には静岡県の
掛川市でお茶まつりも開催されます。お茶業界にとって飛躍の
年にしたいですね。

IzukawaShiryo について

伊豆川飼料株式会社のWebマーケティング兼広報など諸々担当。 静岡県静岡市(旧清水市)出身。理系大学院で数学を専攻し、修了後システムエンジニアとして5年間コンピューターと格闘。30歳を転機に地元静岡に戻り、現在は飼料・肥料・農作物を相手に奮闘中。2015年に日本茶インストラクターの資格を取得し、茶業活性化のための新規事業を画策中。
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