茶園巡回 ~剪定編~

こんにちは

先日の茶園巡回の際に、幼木の剪定(整枝)を行った
茶園をご紹介したいと思います。

昨年までは、葉が枯れてしまいボロボロの状態でしたが、
ゴールドパワー(土壌改良材)の散布や粘り強い手入れの
結果、ここまで復活しました。

やはり前の状況がひどかっただけに、ここまで伸びて
くるとなかなか剪定するのがもったいなく感じてしまい
まうのが人の心情。しかし、成長しているのは1、2本の
枝だけで、これから成長してもこの1、2本だけが伸びて
しまい全体的に細い木になってしまいます。

ここで一度刈り落としておくことにより、下の方の芽の
成長を促し、枝を横に広げることを狙います。

今回はこのくらいの高さまで落とします。

切った感じはこのようになっています。

今回は刈り落としのガイドラインのみの指導を行い、
今後は農家さんがこれを元に剪定を行う予定です。

まだまだきめ細かい手入れが必要ですが、この畑は人が
よく通るところにあり、注目されやすいところでもあります。
何とかしてよい畑にしようと伊豆川飼料では試験・指導・
支援を行っています。

今後も状況を逐次報告していきたいと思います。
また、茶畑の育成についてご質問などありましたらこちらから
お問い合わせ下さい。

IzukawaShiryo について

伊豆川飼料株式会社のWebマーケティング兼広報など諸々担当。 静岡県静岡市(旧清水市)出身。理系大学院で数学を専攻し、修了後システムエンジニアとして5年間コンピューターと格闘。30歳を転機に地元静岡に戻り、現在は飼料・肥料・農作物を相手に奮闘中。2015年に日本茶インストラクターの資格を取得し、茶業活性化のための新規事業を画策中。
カテゴリー: お客様紹介, 肥料 パーマリンク